不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/2/13

震災の影響軽微でホテル事業が大幅増益/共立メンテナンス12年3月期第3四半期決算

 (株)共立メンテナンスは9日、2012年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(11年4月1日~12月31日)の連結売上高は651億5,100万円(前年同期4.4%増)、営業利益41億4,500万円、経常利益30億3,200万円(同23.6%増)、当期純利益12億6,700万円(同81.7%増)の増収増益。

 主力の寮事業は、震災による入寮キャンセルはあったものの、稼働率は順調に推移。法人の新規契約や留学生法人契約なども寄与し、売上高292億4,200万円(同2.1%増)、営業利益39億8,600万円(同2.8%増)と堅調だった。

 ホテル事業は、ドーミーイン事業(温泉付きビジネスホテル)が復興需要もあり全体的に前年同期を上回る稼働となったほか、リゾート事業もゴールデンウィーク後は高稼働で推移。売上高256億8,800万円(同9.1%増)、営業利益17億600万円(同87.6%増)と大幅な増益を確保した。

 なお、通期業績については、ホテル事業の好業績を受け上方修正。連結売上高916億円、営業利益55億7,000万円、経常利益42億5,000万円、当期純利益17億6,000万円を見込む。

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