不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/2/14

稼働率堅調に推移、1口当たり分配金は1万5,200円/NBF11年12月期決算

 日本ビルファンド投資法人(NBF)は14日、2011年12月期決算を発表した。

 当期(11年7月1日~12月31日)の運用状況は、営業収益297億7,300万円(前期比6.0%増)、営業利益121億8,600万円(同2.2%増)、経常利益91億2,800万円(同1.8%増)、当期純利益91億2,700万円(同4.2%増)。1口当たり分配金は、1万5,200円(同62円増)。

 当期は、「三菱重工ビル」(取得価格363億円)、「西新宿三井ビルディング」(同9,000万円)を取得、「NBF須田町ヴェルデビル」(譲渡価格32億5,000万円)を譲渡。また、「シュロス日銀前」(取得価格33億1,000万円)の取得を決定した。保有物件については、テナント満足度の向上を目指した運営管理、設備の更新・新設を計画的に行なうと共に、適切なマーケットの把握と賃料設定ならびに既存テナントの賃料改定を実施。安定的な賃料事業収入の確保を図った。

 期末の全不動産ポートフォリオは、保有物件ベースで64件、投資額8,702億円(取得価格ベース)、総賃貸可能面積86万1,000平方メートル、テナント総数1,042。稼働率は98.1%(前期比1.0ポイント増)と堅調に推移した。

 次期は、営業収益300億800万円、営業利益122億5,500万円、経常利益92億5,600万円、当期純利益92億5,600万円、1口当たり分配金1万5,100円を見込んでいる。

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