不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は14日、部屋探しの際の「あきらめ度合い」をテーマにした調査を発表した。賃貸物件を探している東京23区在住の男女600人を対象に行なったもの。
「部屋探しの際、いくつかの条件をあきらめることが必要か」の問いでは46%が「はい」と答えた。その際、最初にあきらめてもよい条件をきいたところ、トップは「最寄駅からの距離」で30.3%。以下「建物の築年数」(20.3%)、「バストイレ別」(6.7%)、「2階以上」(6.5%)と続いた。
最寄駅からの距離の限界については「徒歩15分未満」が39.2%とトップで「バスなどの代替交通手段があればこだわらない」は8.3%に過ぎなかったが、築年数の限界については「こだわらない」が28.5%でトップとなった。
また、家賃の「理想」と「現実」を未婚者・既婚者別に聞いたところ、未婚者は「理想」が約12万8,000円、「現実」は約8万8,000円、既婚者は「理想」が約15万3,000円、「現実」が約12万8,000円となり、未婚者が約4万円、既婚者が約2万5000円の「あきらめ度合い」となった。