ケネディクス(株)は14日、2011年12月期決算を発表した。
当期(11年1月1日~12月31日)は、連結売上高194億8,600万円(前年同期比▲49.5%)、営業利益69億3,100万円(同▲5.5%)、経常利益24億6,400万円(同11.9%増)、当期純利益13億1,300万円(前年同期:当期純損失25億4,200万円)。
主力のアセットマネジメント事業では、前期にオーストラリア証券取引所に上場する不動産投資信託の私募ファンド化に伴うフィーの計上や受託資産の一時的な減少があったこと等に伴い、フィー収入が減少。営業収益は57億7,200万円(同▲12.2%)、営業利益は32億7,800万円(同▲13.3%)にとどまった。
不動産投資事業では、自己勘定保有物件のうち、たな卸資産の保有期間における賃貸収入を計上したほか、バルク案件の売却を進め、営業収益は67億7,500万円(同▲74.2%)、営業利益は13億9,600万円(同▲6.6%)。不動産賃貸事業では、自己勘定保有物件のうち、長期保有目的不動産として位置づけた固定資産から安定した賃貸収入を計上した結果、営業収益は78億4,100万円(同8.5%増)、営業利益は29億1,100万円(同▲4.9%)となった。
次期は、連結売上高173億円、営業利益67億円、経常利益34億円、当期純利益17億円を見込む。