不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/2/22

「どんな住宅を選びたいか」、80%超が「木造住宅」/内閣府「森林と生活に関する世論調査」

 内閣府は、2011年12月に実施した「森林と生活に関する世論調査」の結果を発表した。調査対象は全国20歳以上の人3,000人、有効回収数は1,843人。

 森林に期待する働きについての回答では、「山崩れや洪水などの災害を防止する働き」が48.3%、「二酸化炭素を吸収することにより、地球温暖化防止に貢献する働き」が45.3%、「水資源を蓄える働き」が40.9%と上位を占めた。なお、「二酸化炭素を吸収~」を挙げた人の割合は、前回調査(07年)と比較して54.2%から45.3%と低下している。

 「一定期間、緑豊かな農山村に滞在、休暇を過ごしてみたいか」の問いでは、「過ごしてみたいと思う」(「是非過ごしてみたいと思う」+「機会があれば過ごしてみたいと思う」)との回答が72.5%と過半数を占めたが、前回調査時(75.9%)と比べると低下。反対に「過ごしてみたいとは思わない」(「あまり過ごしてみたいと思わない」+「全く過ごしてみたいとは思わない」)の割合が23.0%から26.6%へと上昇している。

 また「今後住宅を建てたり買ったりする場合、どんな住宅を選びたいか」については、「木造住宅(在来工法)」が56.0%、「木造住宅(ツーバイフォーなど在来工法以外)」が24.7%と木造嗜好の高さが伺える結果に。なお、「非木造住宅(鉄筋、鉄骨、コンクリート造など)」は15.4%となった。

 「木造住宅を選ぶ時に、価格以外で重視する点」については、トップが「品質や性能が良く、耐久性に優れていること」で68.4%となり、以下、「健康に配慮した材料が用いられていること」66.7%、「国産材が用いられていること」(39.8%)が上位3位を占めた。

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