不動産ニュース / その他

2012/2/23

木質ハイブリッド構造採用した新社屋竣工/ポラスグループ

新社屋「ウッドスクェア」竣工
新社屋「ウッドスクェア」竣工
「新社屋完成を機により一層のお客様サービスの向上に努めていきたい」と挨拶する代表取締役・中内氏
「新社屋完成を機により一層のお客様サービスの向上に努めていきたい」と挨拶する代表取締役・中内氏

 ポラスグループで注文住宅やプレカット事業を手掛けるポラテック(株)は22日、本社ビル「ウッドスクェア」(埼玉県越谷市)を竣工した。市内に分散していた事業所を集約するもので、3月1日より営業を開始する。

 建物は地上4階地下1階建てで、1階にはショールームや同グループが展開するカフェ「カフェ・バナーノ」、2階には同社グループの注文住宅ブランド北辰工務店のショールームや木に関するさまざまな情報を展示する銘木展示室「人と木の間」等を設置。3~4階は同社事務所となる。

 木と鉄のハイブリッド躯体という最新技術を採用。国土交通省が木造建築の普及を促すために実施している「木のまち整備促進事業」の採択事業の認定を受けている。

 外部からもガラスのカーテンウォール越しに木組みの様子が見える仕様とすることで、同社が木を扱う会社であることが分かるようになっている。構造部は、長野県のカラマツの間伐材を利用した集成材を約2,055立方メートル(丸太換算)使用するほか、床材にはクリの無垢材を、オフィスフロアにも同社社員がデザインした国産ヒノキ製のオリジナルデスクを採用している。

 また館内すべての照明をLEDにするほか、すでに社用車として利用しているハイブリッドカーの充電用電源を10台分設置する等、環境面にも配慮している。

 同社代表取締役の中内晃次郎氏は、「“大きな木のまわりに憩いを求めて人が集う”をコンセプトに建設を進めてきた。1~2階は木の魅力を伝えるスペースとなっているので、地域の人たちが集まる場となっていってほしい。これからもより良い住宅とまちづくりを通して地域に貢献していきたい」などと語った。

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