不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/2/23

11年のマンション発売戸数、2.2%増の約8万6,000戸に/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は23日、「2011年 全国マンション市場動向」を発表した。

 11年1年間の全国マンション発売戸数は8万6,582戸(前年比2.2%増)で、2年連続の増加となった。地域別では、首都圏4万4,499戸(同▲0.1%)、近畿圏2万219戸(同▲6.9%)、東海・中京圏6,227戸(同2.2%増)、北海道1,791戸(同49.1%増)、東北967戸(同▲33.1%)、関東935戸(同28.3%増)、北陸・山陰121戸(同▲53.1%)、中国3,022戸(同52.7%増)、四国1,016戸(同39.0%増)、九州7,785戸(同29.5%増)。首都圏・近畿圏と、震災の影響から東北が大幅に減少したが、九州・中国などがカバーした。

 1戸当たりの価格は3,896万円(同▲3.1%)、1平方メートル当たり単価は54万3,000円(同▲2.5%)だった。また、事業主別供給戸数では、トップが三菱地所レジデンス(株)(5,331戸)となり初のトップ。次いで、野村不動産(株)(5,034戸)、三井不動産レジデンシャル(株)(4,980戸)となった。

 なお、12年の発売戸数は10万戸(同15.5%増)と、増加する見込み。地域別では、首都圏5万3,000戸(同19.1%増)、近畿圏2万700戸(同2.4%増)、東海・中京圏6,500戸(同4.4%増)、九州地区1万戸(同28.5%増)と予測。「大都市圏(首都圏)・大手企業中心の一極集中市場に大きな変化はない」としている。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆