不動産ニュース / 開発・分譲

2012/2/23

東京都「芝浦水再生センター」上部に超高層免震オフィスビルを建設/NTT都市開発他

建物完成予想図
建物完成予想図

 NTT都市開発(株)は22日、大成建設(株)など3社と共同で、「芝浦水再生センター」(東京都港区)上部の超高層オフィスビル新築工事に着手した。

 同事業は2008年、東京都下水道局の一般競争入札により、同社グループが選定されたもの。同局と基本協定を締結した。同センターの敷地の一部を借り受け、同局が整備する下水道施設の上部に、環境配慮型のオフィス・商業の複合ビルを開発するもの。

 建設するビルは、延床面積約20万5,000平方メートル、地上32階地下1階建て。国内最高水準の「環境モデルビル」として、湾岸部からの風の道の確保、大規模太陽光発電、下水再生水・下水熱など自然エネルギーの積極的活用、建築物の熱負荷削減などにより、東京都建築物環境計画書制度およびCASBEEでの最高ランク評価取得を目指す。

 また、日本最大級の免震ビルとして高い安全性を確保。72時間稼働の非常用発電設備、オイルタンク、生活用水などを配備し、BCPをサポート。災害時には帰宅困難者にコミュニティホールを開放する。

 なお、竣工は2015年2月の予定。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆