不動産ニュース / 仲介・管理

2012/2/23

賃貸住宅へ「リフレッシュ工事金積立制度」導入/パナホーム

 パナホーム(株)は、同社グループの不動産流通・賃貸管理会社であるパナホーム不動産(株)と共同で、同社賃貸住宅の計画的なメンテナンスをサポートする、オーナー向け「リフレッシュ工事金積立制度」を、24日から導入する。

 同制度は、安定した入居者確保のため、定期的な建物の美観維持工事等(リフレッシュ工事)に必要な資金の一部を毎月積み立てることで将来の費用負担に備えられるようにしたもの。定期的なリフレッシュ工事を確実に行なうことで、築年数が経過した後も建物の美観を維持。パナホーム不動産の一括借り上げ制度と併用することで、長期安定経営の実現を可能とする。

 資金の積み立ては、(株)りそな銀行が新たに商品化した「賃貸住宅修繕積立金管理信託」を利用。元本はりそな銀行が保証し、預金保険制度の対象となるほか、保険商品のように掛け捨て部分がないため、効率的な運用が可能。パナホーム不動産が、毎月オーナーに送金する賃料から管理手数料と積立金相当額を差し引いた上、りそな銀行に送金。同行が個々のオーナーの口座に積み立てていく。

 積立金額は、1契約あたり初回5,000円、2回目以降が新築時借上賃料の3%以上。信託期間は3年積立・2年据置(解約申出のない限り5年間の自動延長)で、最長積立期間は30年となる。

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