不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/2/23

拠点を拡大し、17年度売上高180億円へ/アールシーコアが中期経営計画

 (株)アールシーコアは23日、2012年4月からの5年間を計画期間とする中期経営計画「『異端でメジャー』ステージアップ5ヵ年計画」を発表した。

 昨年、創立25周年を迎えた同社は、主軸の自然派個性住宅「BESS事業」が好調に推移。前年比38%増と上半期過去最高の契約高を達成し、通期においても過去最高水準の契約高を予想している。これまでは、感性を刺激するマーケティングで市場創造を行なってきたが、自然志向や個性志向の高まりを追い風に「BESS」ブランドのさらなる認知拡大と、未出店地域への拠点進出などで、継続的成長と高い資本効率の実現を目指す。

 同計画では、営業拠点を現在の37から50拠点へと拡大、営業人員も140名から280名体制へと増強する。商品は現在の6シリーズから増やさず、それぞれの個性の追求とコスト圧縮を行なっていくほか、将来に備えてリノベーション商品も導入する。また、本社より現地へ経営幹部を派遣するなど、北米での代理店制度を再構築する。計画目標は17年度3月期連結売上高180億円(12年3月期予想98億円)、営業利益率8%(同6%)、ROE(自己資本利益率)18%(同11%)。

 同日会見した同社代表取締役・二木浩三氏は「当社の契約客は、元々住宅購入を検討されていなかった方が多く、また6割の方が購入に当たっても他社商品と比較していない。顧客のペースで選んでもらう農耕型の営業スタイルで、他者と競合しないのは当社の強み。住宅事業のトレンドは、『スマートハウス』か『ローコスト住宅』に二極化していくが、当社では、家そのものに機能を持たせるのではなく、暮らし方を見直して、自然の恵みを活かし、物に頼らなくても暮らせる住まいを提案していきたい」などと述べた。

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