国土交通省は7日、「第2回持続可能なまちづくり研究会」(座長:慶応義塾大学常任理事・清水雅彦氏)を開催した。
同研究会は、有識者によって今後の持続可能なまちづくりの方向性およびまちづくりの具体的手法についての検討を行なうもの。
第2回となる今回は、議題として、(1)持続可能なまちづくりに向けた取り組み、(2)都市の再生(住宅団地を核としたまちづくり)についての意見交換、(3)検討のスケジュールなどについて採り上げられた。既存ストックを活用した官民連携の取り組みとして、東京都日野市多摩平団地や京都市観月橋団地の事例、既存住宅を活用した子育て支援のあり方などが紹介されたほか、住宅・建築物に係る省エネルギー対策などについても採り上げられ、低炭素まちづくりへ向けた話し合いが行なわれた。