国土交通省は9日、都市再生特別措置法に基づく民間都市再生事業計画として、三菱地所(株)が申請していた「名駅三丁目27番地区建設事業」(名古屋市中村区)を認定した。同法改正により2011年1月指定を受けた「特定都市再生緊急整備地域(特定地域)」内での、初の認定事業となる。
同事業は、JR「名古屋」駅前に立地する約9,100平方メートルの敷地に、地上34階建て・延床面積約15万平方メートルの複合ビルを建設するもの。ビル建設と同時に駅前歩行者空間の整備や地下空間の環境改善などを図る。
事業施行期間は2012年10月1日~15年10月31日。