(株)新日鉄都市開発は12日、建設中の分譲マンション「テラス渋谷美竹」(東京都渋谷区、総戸数195戸)の第1期90戸の即日完売を発表した。
「テラス渋谷美竹」は、東京メトロ半蔵門線・副都心線・東急田園都市線「渋谷」駅徒歩1分の立地。(財)東京住宅協会(現・住宅供給公社)が1959年に建築した住宅40戸と事務所の複合ビル「美竹ビル」を、低層部に業務施設と店舗、中・高層部に住宅を配置し、再建するもの。
鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上17階地下3階建て、敷地面積2,641.45平方メートル。1期90戸販売分の専有面積は33.10~113.47平方メートル。販売価格は3,780万~1億8,400万円。最多価格帯は6,200万円台、6,300万円台、1億500万円台。
登録件数は197件、最高倍率13倍、平均倍率2.18倍。登録者の属性は平均年齢49.5歳、職業は会社役員・経営者31%、会社員30%、医師11%、平均年収は約1,900万円。
再開発が進む「渋谷」駅から徒歩1分という立地や、免震構造の採用、太陽光発電や各種防災備蓄、非常時電源の設置などの震災後の安心・安全へのニーズに応える取り組みを強化していることが評価された。
資料請求は3,500件を超える反響があり、モデルルームには800組超が来場。来場者の半数以上がシニア層も含めた富裕層(年収1,000万円以上が7割超、自己資金5,000万円以上が約2割)で、販売価格が1億円以上の住戸の購入を検討している人が3割を超えた。
なお、次回販売は12年5月を予定。竣工は12年12月上旬、入居は13年3月上旬を予定している。