不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/3/14

首都圏分譲マンション平均賃料0.1%減、東京23区は3ヵ月連続上昇/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは14日、2012年2月の三大都市圏(主要都市別)における分譲マンション賃料月別推移を発表した。

 同月の首都圏分譲マンションの1平方メートル当たり平均賃料は、2,530円(前月比▲0.1%)。都県別では、東京都が2,943円(同0.3%増)、神奈川県2,036円(同▲0.7%)、埼玉県1,605円(同▲0.9%)、千葉県1,544円(同▲1.0%)と、周辺3県が揃って下落。埼玉県や千葉県では主要都市において築年数の進行が続いており、地域平均での賃料下落の一因になっている。

 都市圏別では、東京23区が3,042円(同0.3%増)、横浜市2,189円(同▲1.0%)、千葉市1,503円(同▲2.8%)、さいたま市1,724円(同▲2.6%)。横浜市は6ヵ月ぶりに下落に転じ、千葉市・さいたま市は、前月に引き続き築年数が進行した影響からやや下げ幅を広げている。

 近畿圏の価格は1,718円(同▲0.6%)と下落したが、10年下半期以降は1,700円台前半での安定推移が続いている。中部圏は1,497円(同▲0.3%)で小幅に下落した。

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