不動産ニュース / 開発・分譲

2012/3/19

設備リース事業、対象を新築マンションすべてに拡大/長谷工コーポレーション

 (株)長谷工コーポレーションは19日、2009年より同社グループが展開してきた設備機器のリース事業の対象物件を拡大。「すまいリース」という名称で展開していくと発表した。

 同サービスは、マンションの設備機器を対象にした長期メンテナンス付きのリース。(1)ガス給湯器、(2)エコキュート、(3)宅配ロッカー(連動した電気自動車充電器の追加も可能)、(4)防犯カメラをリースするもの。これまでは同社グループが管理受託する物件が対象だったが、今後は同社設計・施工の新築分譲マンションであれば管理会社を問わずに導入提案していく。

 事業主と長谷工システムズがリース契約を締結し、監理組合発足後に事業主から管理組合に地位継承される。メンテナンスは、設備機器の各メーカーが実施。リース満了後は管理組合が設備機器ごとに定めた無償譲渡、買取、再リース、交換から選択することができる。

 入居者は、設備機器の故障時に必要となる急な出費を平準化できるほか、期間中であれは何度でもメンテナンスを受けることができる。一方、事業主も付帯設備に要するイニシャルコストを低減することができる。

 保証期間およびリース料(月額/戸当たり)は、ガス給湯器が10年間・1,680円~、エコキュートが8年間・5,460円~、宅配ロッカーが10年間・物件ごとに見積もり、防犯カメラが6年間・同。首都圏で展開後、近畿圏でも展開していく予定。

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