不動産ニュース

2012/3/19

ヒューリック、BCP策定をサポートするサービスを提供

 ヒューリック(株)は19日、リスクコンサルティング業務を行なうNKSJリスクマネジメント(株)(東京都新宿区、代表取締役社長:石川秀洋氏)と業務提携契約を締結。オフィスビル等の業務施設所有企業の事業継続計画(BCP)策定や、建物・設備の耐震対策を共同で支援するサービス「事業継続コンサルティング総合対策パッケージ」の提供を開始した。

 NKSJリスクマネジメントは、BCP策定等のソフトと、工場等の生産設備の耐震対策ノウハウを有し、多数のコンサルティングを実施してきた。一方、ヒューリックは、首都圏の多数のオフィスビルを所有しており、ビルの安全性追求や環境性能配慮等の高付加価値化に積極的に取り組んでおり、専門性の高いノウハウを有している。

 「事業継続コンサルティング総合対策パッケージ」では、両社がそれぞれの強みを活かし、高い事業継続性の確保を目的とした事業継続対策を支援。建物・設備の耐震対策や自然エネルギーを利用したライフラインの被害対策、津波による浸水対策等のハード対策をヒューリックが、想定シナリオの作成やBCP策定、BCP訓練といったソフト対策をNKSJリスクマネジメントが提供する。

 料金体系は「準備フェーズ」、「分析フェーズ」、「作成フェーズ」までで200万円から。その後の「導入フェーズ」、「運用フェーズ」は別料金を設定する。

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