大和ハウス工業(株)は4月5日、住宅業界初の植物工場ユニット「agri-cube(アグリキューブ)」の販売を、商業施設向けに開始する。
同ユニットは、同社グループの大和リース(株)と共同で新規開発したユニット式建物に、野菜の生育状況に合わせて一定の光を当てることができる「照明器具昇降システム」、栽培棚の清掃をスムーズにできる「養液循環・排水システム」、エアコンなどの設備機器を組み合わせ、パッケージ化したもの。
今回、外食産業向けに同ユニットの小規模サイズの商品を、高級タイプ「agri-cube E(アグリキューブ イー)」と標準タイプ「agri-cube S(アグリキューブ エス)」の2タイプを用意。いずれも葉菜類を中心とした水耕栽培で年間1万株の生産が可能。
同社は今後、ビジネスホテルや高級レストラン、分譲マンション、コンビニエンスストア等でも利用できる商品を開発、販売していく予定としている。
詳細は、ホームページ参照。