不動産ニュース / IT・情報サービス

2012/3/22

テナントのエネルギー使用量を「見える化」するサービスを開始/森ビル

「テナントエネルギーマネジメントサービス」の仕組み
「テナントエネルギーマネジメントサービス」の仕組み

 森ビル(株)は22日、テナントのエネルギー使用量を可視化する「テナントエネルギーマネジメントサービス」を開発、4月より全国のビルオーナーを対象にサービスを開始すると発表した。

 同社では、管理・運営するビル約80棟に入居する約1,300のテナントを対象に、自らの省エネ・節電努力の結果を数値やグラフで容易に把握することができる「エネルギーWEBシステム」を2011年5月より導入、運営してきた。このたび、同システムの運営実績を生かし、省エネランキング機能など新たな機能を追加。全国のテナントビルを持つさまざまなビルオーナーを対象に、新サービスを提供する。

 同サービスは、既存の自動検針設備やBEMS(ビルエネルギー管理システム)に「ゲートウェイ」を接続、詳細データをクラウド上のデータセンターへ蓄積し、テナントやビルオーナーが所定のID権限のもと、さまざまな形態でデータを閲覧することができるもの。自動検針設備やBEMSのないビルについては、月次請求データを簡易にアップロードすることで、「見える化」を実現する。

 料金は、初期導入費+月額利用料金制で、中小ビル1棟当たり月額数万円からの予定。

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