大和ハウス工業(株)は4月5日より、脱臭・除菌効果のあるクローゼット、「プラズマクラスター技術搭載マルチシステム収納」を発売する。
インテリア家具等の製造・販売を手掛ける(株)イシモク・コーポレーション(福岡県大川市、代表取締役:石井泰彦氏)との共同開発。
両社は、2011年より脱臭・除菌効果が期待できるクローゼットの調査を開始。開発段階で、収納量に応じて脱臭・除菌できる家電メーカーの機器を検討する中で、シャープ製の「プラズマイオンクラスター」に着目、採用して開発したもの。
今回発売する「プラズマクラスター技術搭載マルチシステム収納」は、衣服等を収めるクローゼットの上部にプラズマクラスターイオン発生モジュールを組み込み、イオン濃度2万5,000個/立法センチメートルの高濃度のイオンを衣服等に集中的に当てることで、繊維にしみついたタバコや汗等の臭いを消臭。
また、クローゼット内の衣服収納部に高濃度イオンを拡散させて一晩消臭することで、付着臭を分解・除去する効果や、クローゼット内のダニ・ふん・死がいの浮遊アレル物質の分解・除去して作用を低減する等の効果もある。
対象商品は戸建住宅の全商品で、2サイズ(0.5帖タイプ・1帖タイプ)3バリエーションを用意。販売価格は4万5,990円(税込、0.5帖クローゼットタイプ)~。販売目標は月に300ユニットとしている。