国土交通省は26日、氷見まちづくり(株)(富山県氷見市)から申請のあった民間都市再生整備事業計画について、都市再生特別措置法第64条第1項の規定により認定したと発表した。
今回認定した都市再生整備事業「氷見市ひみ番屋街・総湯整備事業」(富山県氷見市)は、都市再生整備計画区域(氷見地区)350ha内の氷見市北大町地内市有地1万4,643.72平方メートルにおいて、「食と健康」をテーマに、木造(一部鉄骨)・鉄筋コンクリート造の商業施設などを建設するというもの。
氷見市の食をアピールする農林水産物や加工品等の販売と飲食サービスなどを行なう「食文化発信施設」、市民や来訪者が気軽に訪れ憩の時間を過ごすことができ、また氷見温泉郷の総湯としての役割も担う「温泉活用施設」の整備・運営を行ない、氷見市内事業区域や近隣地域および三大都市圏を始めとした広範な地域からの利用客を確保することにより、同市が掲げる「6万人定住と200万人交流の都市づくり」の実現を目指す。
竣工は2012年9月30日を予定。