日本ハウズイング(株)と(株)合人社ホールディングスは28日、業務提携に関し基本合意した。
日本ハウズイングは、マンション管理受託戸数36万戸超の業界トップ企業。一方の合人社も16万戸超のマンション管理を行なっており、ともに特定のマンションディベロッパーグループに属さない、いわゆる「独立系」のマンション管理会社の代表。ただ、マンション管理業界は今後ますます競争の激化が予想されることから、両社が長年独立系管理会社として培ってきたノウハウを融合し、その経営資源によるシナジー効果により、競争力を強化する必要があるとの認識から、業務提携に至った。
今後両社は、(1)人口の高齢化および建物の経年劣化が進行する社会における新たな顧客ニーズに応えるための、サービスの共同開発、(2)相互の提携によるシナジーを活かした業務の効率化により、両社のサービスにおける価格競争力の向上、(3)マンション管理に関する調査、研究、広報等の共同実施、などについて協議を開始。テーマ毎に詳細を決定した上で、業務提携契約を締結。両社の役職員で構成する「提携協議会」を発足させ、中長期的視点で取り組むべき事項の検討など、継続して協議を行なっていく予定。