ヒューリック(株)は3日、建替え事業として建設していた「ヒューリックレジデンス 津田沼」(千葉県船橋市、総戸数99戸)を竣工したと発表した。
同物件は、同社所有の「津田沼寮・家庭寮」を老朽化に伴い建て替えたもので、完成後はワンルームタイプの厚生施設として企業に一括賃貸する予定。
全住戸を省エネ法に基づく「トップランナー基準」とし、高効率給湯器やペアガラス等を採用したほか、ほぼすべての照明をLEDとすることで、年間計7.2tのCO2排出削減を見込んでいる。また、建物の建築にプレキャスト鉄筋コンクリート工法を採用することで、工事段階での産業廃棄物の減少やCO2排出量の抑制も実現している。
同物件は、隣地にデザインを統一した「ヒューリックガーデン津田沼」を建設することで、生物多様性の保全の貢献度を定量評価する「JHEP認証」の“AA”を取得している。