不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/4/5

23区のビル賃料水準はほぼ横ばい、空室率は上昇/東京ビルヂング協会調査

 (社)東京ビルヂング協会はこのほど、2012年1月期の「ビル経営動向調査」を発表した。同会会員を対象に、四半期ごとに東京23区の最新賃料水準と空室率について景況感を数値化したもの。調査対象企業は283社、回答社数は152社。

 東京23区の坪当たりの賃料水準(共益費込み)は、上限が2万6,711円(前回調査2万6,758円)、下限が1万5,059円(同1万5,048円)とほぼ横ばいで推移。3ヵ月前と比較した賃料水準景況感指数は、マイナス20.2(同マイナス17.6)、3ヵ月後の同指数はマイナス13.4(同マイナス12.5)といずれも悪化した。
 
 空室率は、東京23区平均で7.1%(同6.8%)とわずかに上昇した。都心5区では、千代田区7.0%(同6.5%)、中央区6.7%(同7.1%)、港区9.6%(同7.5%)、新宿区7.6%(同7.1%)、渋谷区3.9%(同4.4%)。都心5区以外の区の平均は5.0%(同6.2%)となった。

 また、3ヵ月前と比較した空室景況感はマイナス6.1(同マイナス1.6)と悪化。3ヵ月後の同指数は0.3(同マイナス0.6)とわずかに改善した。

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