東京都は5日、2012年2月の住宅着工統計を発表した。
同月の新設住宅着工数は1万2,098戸(前年同月比17.8%増)と、前年比で3ヵ月ぶりの増加となった。
物件種別では、持家は1,456戸(同▲3.6%)と7ヵ月連続の減少。一方、貸家は4,577戸(同33.5%増)と2ヵ月連続で増加した。分譲住宅は5,982戸(同12.5%増)と6ヵ月ぶりの増加で、うち、マンションは4,365戸(同16.7%増)で6ヵ月ぶりの増加、一戸建ては1,589戸(同0.8%増)と2ヵ月ぶりの増加となった。
地域別では、都心3区が1,603戸(同199.1%増)、都心10区は3,603戸(同33.5%)といずれも2ヵ月ぶりの増加となった。区部全体は9,938戸(同23.1%増)と2ヵ月連続の増加、市部は2,139戸(同▲1.4%)で3ヵ月連続の減少となった。