(株)インテリックスは5日、2012年5月期第3四半期決算を発表した。
当期(11年6月1日~12年2月29日)の連結売上高は198億2,000万円(前年同期比▲1.1%)、 営業利益2億3,400万円(同▲79.9%)、経常損失2億4,300万円(前年同期:経常損益7億1,900万円)、当期純損失2億100万円(同:当期純利益5億1,800万円)。物件価格の調整を進めたことで利益率が低下。在庫物件の健全化に向け棚卸評価損3億4,300万円の計上により、各利益は前年同期を大きく下回った。
主力の中古マンション再生流通事業 (リノヴェックスマンション事業)は、リノヴェックスマンションの販売件数が836件(前年同期比1件増)、平均販売価格が2,250万円(同▲2.5%)となり、物件販売の売上高は188億1,300万円(同▲2.4%)となった。また、賃貸収入売上2億2,200万円(同▲17.0%)と合わせた同事業全体の売上高は190億6,200万円(同▲2.6%)、営業利益は2億9,100万円(同▲77.4%)となった。
なお通期では、連結売上高279億9,900万円、営業利益7億4,800万円、経常利益1億2,100万円、当期純利益7,500万円を見込む。