不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/4/10

減収減益も、分配金は税の特例利用で前期比増を確保/FRC12年2月期決算

 福岡リート投資法人(FRC)は2012年2月期決算を発表した。

 当期(11年9月1日~12年2月29日)は営業収益69億3,100万円(前期比▲1.6%)、営業利益26億3,700万円(同▲3.4%)、経常利益20億4,600万円(同▲1.8%)、純利益20億4,500万円(同▲1.8%)、1口当たり分配金1万6,621円(同301円増)であった。

 キャナルシティ博多等の主要商業施設において競争力・集客力強化に努めるとともに、保有物件の稼働率向上に注力。平均稼働率98.1%を達成した。当期末現在のポートフォリオ構成は、商業施設10物件、オフィスビル5物件、住居2物件。
 分配金については、利益分配金の最大額が損金算入される税制の特例を適用されることで、前期の301円増の1万6,621円とした。

 次期については、営業収益71億300万円、営業利益25億7,600万円、経常利益19億6,900万円、純利益19億6,900万円、1口当たり分配金1万6,000円を見込む。

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