三井不動産グループは、中長期経営計画で掲げた「住宅事業の強化」の一環として、「すまい探し」のさまざまなソリューションをワンストップで提供する拠点「三井のすまいモール」(東京都目黒区)を12日に開設。10日、プレス内覧・説明会を開催した。
「三井のすまいモール」は、JR「目黒」駅徒歩1分に立地。約200坪のフロアには、幅広い選択肢を提供する「三井のすまいモール総合デスク」、同社グループの住宅会社5社(三井不動産レジデンシャル(株)、三井不動産リアルティ(株)、三井ホーム(株)、三井不動産リフォーム(株)、レジデントファースト(株))の営業拠点、住まいと暮らしにおける「気づき」を体感できる「すまいとくらしの体感コーナー」を配置。開設に当たり実施したアンケートから把握した、「さまざまな相談に応えてくれる頼れるパートナーがほしい」「複数カテゴリーの相談を1ヵ所で受けたい」などのユーザーニーズを満たす要素を同施設に盛り込んだ。
「三井のすまいモール総合デスク」では、「新築・中古」「所有・賃貸」「建て替え・リフォーム」など、さまざまな住宅タイプを同時に検討するユーザーに、基礎知識から購入に至るまでの具体的な情報を提供する。また、「すまいとくらしの体感コーナー」では、空撮地図から物件検索できるタッチパネル等を設置した。
店舗展開と同時に、1都3県をメインとした物件情報を提供するWEBサイト(http://mitsui-mall.com)も開設。検索結果だけでなく、リフォームの提案や注文住宅の紹介等「+αの気づき」も提案する。
説明会で、三井不動産レジデンシャル(株)開発事業本部コンシェルジュ営業部長の中村 亨氏は「5社それぞれの特性を活かし、来店されたお客さまに『ここに来ればどんな相談にも応えてくれる』という満足と安心を感じていただきたい。1号店を皮切りに、今後は首都圏にて複数店舗を開設していく予定」などと話した。