国土交通省は10日、2012年2月の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同月の受注高は、3兆1,921億円(前年同月比▲2.5%)と先月の増加から再び減少。元請受注高は2兆2,924億円(同▲1.4%)と3ヵ月ぶりの減少、下請受注高は8,997億円(同▲5.2%)と5ヵ月連続の減少となった。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は8,066億円(同17.5%増)と3ヵ月連続の増加。民間等からの受注高は、1兆4,858億円(同▲9.4%)と先月の増加から再び減少した。
公共機関からの受注工事額(1件500万円以上)は、7,694億円(同20.2%増)と3ヵ月連続の増加。このうち、国の機関からは3,803億円(同33.5%増)と5ヵ月連続の増加、地方の機関からが3,891億円(同9.6%増)と3ヵ月連続の増加となった。