野村不動産グループは18日、新宿野村ビル(東京都新宿区)で記者懇親会を開催した。
懇親会で挨拶にたった野村不動産(株)代表取締役社長・中井 加明三氏は「4月1日からの新体制で、組織運営をより良く変えていきたい。本来であれば中期経営計画の発表時期だが、今後5~10年の事業計画までも見直し、8~9月に中長期経営計画として発表したい」などと述べた。
懇親会では、分譲戸建て「プラウドシティ稲毛海岸 シーズン街区(一戸建街区)」(千葉市美浜区、全265戸)や「プラウドシーズン東船橋ガーデンアベニュー」(千葉県船橋市、全161戸)など、まち並み創造型の大規模戸建が連続即日完売するなど好調だったほか、東京・東雲のタワーマンション「プラウドタワー東雲キャナルコート」(東京都江東区、総戸数600戸)が震災後の風評を覆し420戸を即日完売したこと、中規模オフィスビル「PMO」事業がテナントに受け入れられていることなど、前年度の事業プレビューを紹介した。
今年度は、4月に設立した「マンション建替推進部」により建て替え事業をより一層加速するほか、約17万平方メートルに及ぶ環境配慮型のまちづくりを行なう大規模複合開発「みらSATOプロジェクト」を推進。その中心として、4月より大規模マンションプロジェクト「プラウド船橋」(千葉県船橋市、総戸数1,497戸)を始動するなどと発表した。