不動産ニュース / 開発・分譲

2012/4/20

防災対策や環境配慮に評価。名古屋市のタワーマンション、契約率90%超/積水ハウス

「グランドメゾン池下ザ・タワー」外観イメージ
「グランドメゾン池下ザ・タワー」外観イメージ

 積水ハウス(株)が(株)長谷工コーポレーションと共同で開発・販売している分譲マンション「グランドメゾン池下ザ・タワー」(名古屋市千種区、総戸数354戸)が、現時点までの契約率が90%を超える好調ぶりを見せている。

 同物件は、名古屋市営地下鉄東山線「池下」駅に直結する、地上42階建てのタワーマンション。制振構造や非常用自家発電システム、防災備蓄倉庫を備えるなど、防犯対策を強化。今後のEV、PHVの増加を見据え、東海3県で供給されたマンションで最大となる45台分のEV対応駐車場を用意。太陽光発電システムや地域の生態系再生を目指す同社の「5本の樹」計画を採用するなど、環境にも配慮している。

 11年12月からこれまでに278戸を供給し、契約率は90%を突破。制振構造や、非常用自家発電システム、防災備蓄倉庫など、安全・安心への配慮が、販売好調の要因としている。

 5月初旬に予定されている第3期の販売戸数は未定だが、販売価格は2,750万~1億2,380万円を予定。間取りは1LDK~4LDK。専有面積は44~147平方メートル。

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