不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/5/11

稼働率上昇で増収も、修繕費増加で減益/京阪神ビルディング12年3月期決算

 京阪神ビルディング(株)は10日、2012年3月期決算を発表した。

 当期(2011年4月1 日~12年3月31日)の連結売上高は132億9,100万円(前年同期比1.2%増)、営業利益44億400万円(同▲11.9%)、経常利益34億4,800万円(同▲16.4%)となった。当期純利益については前期に減損損失による特別損失があったことによる反動で、17億4,000万円(▲1.9%)と小幅な減益にとどまった。

 主力業務の土地建物賃貸事業では、既存ビルの稼働率が上昇し、売上高は129億5,900万円(同0.9%増)と増収。一方、大規模な設備改修工事に伴う修繕費の増加により、営業利益は48億1,100万円(同▲10.9%)となった。

 その他事業に関しては、売上高3億3,100万円(同14.4%増)、営業利益2,800万円(同▲11.0%)。データセンタービルへのテナント入居に伴い、建築請負工事の受注が増加したものの、利益率が低下したため、増収減益に。

 なお、通期では売上高136億円、営業利益45億円、経常利益37億円、当期純利益20億5,000万円を見込んでいる。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。