不動産ニュース / 開発・分譲

2012/5/11

スカイツリータウンの「すみだ水族館」、初年度来館者170万人を見込む/東武鉄道

「東京スカイツリータウン」外観
「東京スカイツリータウン」外観
地下に装備された熱供給システム。環境保全、省エネルギー、防災などの面で多くのメリットがある
地下に装備された熱供給システム。環境保全、省エネルギー、防災などの面で多くのメリットがある
「すみだ水族館」館内にある「東京大水槽」。小笠原諸島の海の世界を楽しむことができる
「すみだ水族館」館内にある「東京大水槽」。小笠原諸島の海の世界を楽しむことができる

 東武鉄道(株)は10日、5月22日開業する「東京スカイツリータウン」(東京都墨田区)の街区施設を、報道陣に初めて公開した。

 「東京スカイツリータウン」は、高さ634mと世界一の高さを誇る自立式電波塔「東京スカイツリー」を中心に、商業施設や水族館、オフィスなどで構成。地上31階地下3階建て、敷地面積約3万6,900平方メートル、延床面積約23万平方メートル。

 内覧会では、「とうきょうスカイツリー」駅から「東京スカイツリータウン」に直結する導線や、親水空間「ソラマチひろば」、地下に設置された熱供給システムなどが公開された。熱供給システムは、25mプール約17杯分の大容量貯水槽の水を、冷温水に変え、複数の建物に配管を通して送り、冷暖房を行なうことで、従来の熱源を設置した場合に比べCO2を48%削減できる。

 街区施設の目玉となる「すみだ水族館」は、約400種類、総数約1万点の都市型水族館。館内には、いきものとの距離を身近に感じられるように、調査・研究をしている様子や、飼育スタッフとコミュニケーションをとることができる「ラボ」を5ヵ所設置。水深6mの「東京大水槽」では、小笠原諸島の固有種などの姿を見ることができるほか、2層吹き抜け空間には、屋内開放のプール型水槽を設置。ペンギンやオットセイの生態を間近で見ることができる。入場料(大人)は2,000円、初年度来館者数は約170万人を見込んでいる。

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