日本ビルファンド投資法人（NBF）は11日、2012年6月期半期決算を発表した。
当期（12年1月1日～3月31日）の運用状況は、営業収益150億700万円（前期比9.6％増）、営業利益62億300万円（同4.2％増）、経常利益46億7,900万円（同4.5％増）、当期純利益46億7,800万円（同4.5％増）。
当期は、「東五反田スクエア」（取得価格83億5,000万円）、「龍角散ビル」（同40億5,000万円）、「新川崎三井ビルディング（追加取得分）」（同55億2,000万円）、「NBF松山日銀前ビル（旧シュロス日銀前）」（同33億1,000万円）を取得。純資産については、新投資口（3万4,500口）の発行を実施したことにより、167億8,300万円の増加となった。営業収益の通期予想（300億800万円）に対する進捗率は50.0％、経常利益の通期予想（92億5,600万円）に対する進捗率は50.5％と、堅調に推移した。
12年6月期については、営業収益300億800万円、営業利益122億5,500万円、経常利益92億5,600万円、当期純利益92億5,600万円、1口当たり分配金1万5,100円を見込む。
