一般社団法人フューチャーデザインセンターと東京大学産学連携本部、千葉県、三井不動産(株)などが中心となって開催した日本発の国際ビジネスコンテスト「アジア・アントレプレナーシップ・アワード2012」は11日、各賞を選定・表彰した。
同アワードは、新産業創造都市としてのまちづくりが進む千葉県柏市・柏の葉キャンパス地域を舞台に、アジアの主要各国・地域からのテクノロジーベンチャー企業の起業家が集まり、事業の革新性、経済的・社会的影響力、実行力などを競い合う国際ビジネスコンテストで、9~11日にかけ、初めて開催された。
アジア12の国と地域から18社のベンチャー企業がノミネートされ、各企業は会期中、ビジネス経験が豊富な日本のベンチャー支援者によるメンタリングを受けた上で、プレゼンテーションを実施。その結果、シンガポールのClearbridge BioMedics Pte Ltdの「最新鋭マイクロフルインディクス技術を活用した次世代がん診断装置の開発」が優勝した。
また、フィリピンのNeugent Technologies(スマートホームやスマートオフィス)が準優勝、台湾のWorkLohas Technology Co.,Ltd(ユーザがウェブページを保存する等して情報発信、共有するソーシャルサービスの提供)が第3位に入賞するなどした。