不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/5/15

営業利益率30%以上を実現。コスト削減を徹底し、優良物件の見極めに注力/常和HD

 常和ホールディングス(株)は14日、2012年3月期の決算説明会を開催した。

 当期(11年4月1日~12年3月31日)は連結売上高129億6,600万円(前期比▲3.5%)と減収だったものの、営業利益44億200万円(同4.9%増)、経常利益28億7,100万円(同13.2%増)、当期純利益15億4,500万円(同▲42.9%)とほぼ計画通りに推移。前期に物件売却による特別利益を計上していたため、最終的に減益となった。

 主力の不動産事業は、一部テナントの賃料低下などで売上高82億600万円(同▲6.7%)となったが、営業利益はコスト削減に努めたことで42億9,600万円(同2.2%増)を確保した。 
 
 説明会で、同社代表取締役社長・小崎哲資氏は「オフィスビル賃貸業など安定性の高いストック型ビジネスを中心に展開することで、営業利益率30%以上の高収益性体質を維持している。厳しい市況の中、原点回帰を図り、スピードを重視した経営を実現するとともに、徹底したコストの削減や優良物件の見極めに注力していきたい」などと抱負を話した。

 次期は、連結売上高141億円、営業利益46億円、経常利益32億円、当期純利益20億円を見込んでいる。

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