リゾートトラスト（株）は14日、2012年3月期決算を発表した。
当期（11年4月1日～12年3月31日）の連結売上高は998億9,400万円（前期比▲8.3％）、営業利益98億9,100万円（同▲24.9％）、経常利益94億4,300万円（同▲29.2％）、当期純利益54億1,500万円（同64.1％増）。
会員権事業では、前年同期は前期から繰り延べられた高級会員制リゾートホテル「エクシブ有馬離宮」の不動産売上を一括計上したのに対し、当期は繰延売上がなかったため、売上高は291億9,900万円（同▲30.0％）、営業利益は36億8,400万円（同▲50.0％）の減収減益であった。
ホテルレストラン等事業は、11年3月に開業した「エクシブ有馬離宮」が通期可動し、その運営収益や運営管理費収入等が収益貢献したことなどにより、売上高は521億8,400万円（同1.8％増）、営業利益は49億200万円（同0.8％増）と増収増益となった。
次期は、連結売上高1,062億円、営業利益107億円、経常利益108億円、当期純利益64億円を見込んでいる。
