(株)リロ・ホールディングは15日、2012年3月期決算を発表した。
当期(11年4月1日~12年3月31日)の連結経営成績は、営業収益1,129億7,800万円(前期比4.2%増)、営業利益55億8,400万円(同13.9%増)、経常利益60億7,200万円(同16.0%増)、当期純利益34億1,000万円(同18.3%増)。国内外リロケーション事業等が堅調に推移し、過去最高益を3期連続更新した。
国内リロケーション事業は、企業の住宅制度に関するアウトソーシングサービスの管理戸数が堅調に推移。賃貸物件の成約件数も増加し、営業収益811億9,200万円(同5.2%増)、営業利益24億4,800万円(同13.6%増)を計上した。
海外リロケーション事業は、新規の顧客企業を獲得し海外赴任業務支援世帯数が伸長。北米における日本人赴任者向けサービスアパートメントの売却等が寄与し、営業収益187億3,000万円(同4.5%増)、営業利益11億5,700万円(同21.8%増)となった。
なお次期については、1,200億円、営業利益61億円、経常利益67億円、当期純利益41億5,000万円を見込む。