不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/5/16

主力の不動産事業、入居率・賃料水準の改善見られず減収減益に/テーオーシー12年3月期決算

 (株)テーオーシーは15日、2012年3月期決算を発表した。

 当期(11年4月1日~12年3月31日)の連結売上高は212億9,700万円(前年比▲2.6%)、営業利益60億1,700万円(同4.7%増)、経常利益52億3,200万円(同7.4%増)、当期純利益22億8,600万円(同9.7%増)。

 主力の不動産事業は、売上高173億4,100万円(同▲2.5%)、営業利益60億500万円(同▲1.5%)。ビルの特性に応じたテナント獲得の強化に取り組んできたが、期末時点の入居率は90.4%(前期末:90.7%)と入居率および賃料水準の改善が見られず、減収減益に。

 リネンサプライおよびランドリー事業においては、東日本大震災と原発事故の影響により主要取引先であるホテルの稼働率が低下したほか、原油高により営業コストが上昇。売上高は14億3,800万円(同▲7.2%)、営業利益5,600万円(同▲20.3%)となった。

 その他事業合計での売上高は25億1,700万円(同▲0.5%)と小幅な減少、営業損失は1億2,500万円(前年同期:営業損失4億3,000万円)となった。

 次期は、売上高213億円、営業利益56億円、経常利益48億5,000万円、当期純利益28億5,000万円を見込む。

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