不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/5/16

売上原価・販売管理費増が響き最終赤字に/サンウッド12年3月期決算

 (株)サンウッドは15日、2012年3月期決算を発表した。

 当期(2011年4月1日~2012年3月31日)の売上高は68億6,200万円(前期比▲45.6%)と大幅な減収。利益面では、営業損失9億700万円(前年同期:営業利益9億600万円)、経常損失10億6,700万円(同:経常利益6億8,900万円)、当期純損失10億7,800万円(同:当期純利益2億6,000万円)と赤字に。売上原価と販管費の合計で77億超えとなったことが、その大きな要因。

 主力の不動産販売事業については、「サンウッド中目黒フラッツ」および「サンウッド松濤」の全住戸の引き渡しを実施したほか、開発方針見直しにより「西麻布タワープロジェクト」の事業用地を譲渡。売上高は67億1,900万円となった。

 その他事業においては、リフォーム事業に係る売上や不動産販売に係る仲介手数料・受託販売手数料、賃貸収入等を中心に、売上高は1億4,200万円に。

 次期は、不動産販売事業において「サンウッド吉祥寺フラッツ」、「サンウッド西麻布」および「サンウッド赤坂氷川公園フラッツ」等の引き渡しを行なうほか、リフォーム事業や不動産販売に係る仲介事業、賃貸事業を推進し、売上高90億円を見込む。また、新規プロジェクトの販売開始に伴う広告宣伝費や支払い利息等の増加を見込み、営業利益4億5,000万円、経常利益3億円、当期純利益2億7,000万円と黒字転換を計画。

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