不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/5/16

商品化スケジュールの遅滞・商品在庫不足が響き、最終赤字に/ラ・アトレ12年3月期決算

 (株)ラ・アトレは14日、2012年3月期決算を発表した。

 当期(11年4月1日~12年3月31日)の連結売上高は30億7,900万円、営業利益は4,900万円、経常損失は6,400万円、当期純損失は6,200万円と赤字に。東日本大震災の影響で物件の商品化スケジュールが大幅に遅れたことや、それに伴い物件仕入れを抑制したことによる商品在庫不足となったことが響いた。なお、当期より連結財務諸表を作成しているため、前期比の記載はない。

 主力の新築不動産販売部門では、「等々力一丁目PJ」(東京都世田谷区)を2区画完売したことにより、売上高は1億5,900万円となったものの、セグメント損失は300万円に。

 再生不動産販売部門では、戸別リノベーションマンション86戸のほか、一棟リノベーションマンション「ラ・アトレ玉川瀬田」(東京都世田谷区)1戸を引き渡したことにより、売上高24億7,200万円、セグメント利益2,600万円となった。

 次期は、連結売上高20億円、営業利益1億2,700万円、経常利益4,700万円、当期純利益4,700万円を見込む。

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