

(社)高層住宅管理業協会は18日、第一ホテル東京(東京都港区)で第33回総会を開催。2012年度事業計画および協会名称の変更などを承認・決議した。
12年度の事業計画には、(1)住生活総合サービスのさらなる浸透、(2)今後加速される「二つの高齢化」(住民の高齢化、建物の経年劣化)への対応、(3)旧々耐震基準マンションの耐震化の促進、(4)管理業務品質の維持向上などを盛り込んだ。
また、公益法人制度改革への対応として一般社団法人への移行を決定。13年度4月1日付けでの移行完了を目指すと同時に協会名称を「マンション管理業協会」に変更することを承認した。
さらに総会終了後に臨時の理事会を開催し、理事長の交代を含めた役員人事を決定。
理事長には(株)ダイワサービス代表取締役社長・山根弘美氏が就任するほか、副理事に三菱地所コミュニティ(株)代表取締役社長・渡会一郎氏が新任された。
なお、前理事長の黒住昌昭氏は任期満了にて退任。相談役に就任した。
新理事長の山根氏は、「マンション管理業というステージにはたくさんの生命があり、そうした面でも防災は切っても切れない課題。防災を切り口としたコミュニティの創造も今なら可能なのではないか。“住文化の再創造”をテーマに活動を活発化させていきたい」等と語った。