不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/6/1

大手50社の建設工事受注総額、3ヵ月ぶりに増加/国交省調査

 国土交通省は5月31日、2012年4月分の建設工事受注動態統計調査(大手50社)を発表した。

 受注総額は6,443億円(前年同月比16.2%増)で、3ヵ月ぶりの増加。国内の受注額は公共・民間工事ともに増加し、6,249億円(同22.1%増)となった。

 民間工事は4,721億円(同22.6%増)で、3ヵ月ぶりの増加。発注者別では、サービス業、製造業、金融業、保険業等が増加し、鉱業、採石業、砂利採取業、建設業等が減少した。工事種類別では、建築、土木ともに増加。事務所・庁舎、倉庫・流通施設等が増加し、住宅、工場・発電所等が減少した。

 公共工事は1,110億円(同22.1%増)で、4ヵ月連続の増加。発注者別では、国の機関はすべて増加、地方の機関は都道府県が増加し、それ以外が減少した。工事種類別では、建築、土木ともに増加。治山・治水、教育・研究・文化施設等が増加し、医療・福祉施設、上・下水道等が減少した。

 海外工事は194億円(同▲54.4%)と、2ヵ月ぶりの減少となった。

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