(株)東栄住宅は2013年1月期第1四半期決算を発表した。
当期(12年2月1日~4月30日)の連結経営成績は、売上高288億6,300万円(前年同期比23.4%増)、営業利益16億3,400万円(同▲21.8%)、経常利益14億7,900万円(同▲20.7%)、純利益8億5,100万円(同▲38.9%)であった。
土地仕入れ競争の激化や市場の供給過剰感に対応すべく在庫回転率重視の販売活動を推進した結果、粗利益率が低下したこと、税務上の繰越欠損金の影響により税金費用が増加したことなどにより減益となった。
主力の不動産分譲事業では、販売戸数が前年同期比でプラスとなったことから戸建住宅に係る売上高は276億7,400万円(同29.5%増)に。土地に係る売上高、建築条件付き戸建て住宅に係る売上高は前年同期比マイナスとなったものの、事業全体の売上高は283億3,600万円(同25.8%増)を計上した。
なお、建築請負事業の売上高は4億4,200万円(同▲43.1%)、不動産賃貸事業の売上高は8,500万円(同0.7%増)であった。
通期については、売上高1,138億6,000万円、営業利益80億1,000万円、経常利益73億1,000万円、純利益43億3,000万円を見込んでいる。