(社)高層住宅管理業協会は12日、平成24年度(23年4月~24年3月)の苦情相談受付状況を発表した。
同年度の苦情相談受付件数は6,336件で、前年度比▲0.5%と2年連続で6,000件を大きく超えた。相談内容別にみると、管理組合関係が4,352件(前年度比12.9%増)で、全体の53.6%(同6.4ポイントアップ)と過半数を占めた。管理会社関係も1,216件(同7.8%増)・15.0%(同1.1ポイントアップ)と増えたが、法令関係は1,911件(同▲27.5%)・23.5%(同▲8.9ポイント)と減じた。
相談項目別では、管理規約・細則関連が2,000件(同16.3%増)・24.6%(同3.5ポイントアップ)と年々増加傾向。総会・理事会運営関連が797件(同15.6%増)・9.8%(同1.3ポイントアップ)、管理組合財務・会計関連も441件(同37.8%増)・5.5%(同1.6ポイントアップ)と増加しているが、マンション管理適正化法関連は1,581件(同▲30.9%)・19.5%(同▲8.7ポイント)と大きく減少した。