(株)東京カンテイは13日、2012年5月の三大都市圏(主要都市別)における分譲マンション賃料調査を発表した。
同月の首都圏分譲マンションの平均賃料は、1平方メートル当たり2,490円(前月比▲0.6%)で、5ヵ月連続の下落。都県別でも、東京都2,915円(同▲0.5%)、神奈川県2,042円(同▲0.8%)、埼玉県1,601円(同▲1.2%)、千葉県1,518円(同▲0.3%)と1都3県全てで下落した。
都市圏別では、東京23区が3,019円(同▲0.4%)。都心部では堅調に推移しているものの、城東エリアが弱含みとなったことで押し下げられた。横浜市は2,180円(同▲1.2%)、千葉市は1,485円(同▲1.5%)と下落。横浜市は、平均築年数の進行によるもので、実質的には横ばい傾向。
近畿圏は4月に1,715円とやや戻していたが、今月は1,709円(同▲0.3%)と再び下落。中部圏は1,486円(同▲0.5%)で、4ヵ月連続の下落となり、軟調傾向が目立っている。