不動産ニュース / 開発・分譲

2012/6/14

道路用地買収が契機のマンション建て替え事業が完了/大成有楽不動産

建て替え前
建て替え前
建て替え後
建て替え後

 大成有楽不動産(株)は13日、分譲マンション「恒陽大船マンション」(横浜市栄区、総戸数87戸)の建て替え工事を完了し、地権者への引き渡しが完了したと発表した。

 JR東海道線・湘南新宿ライン・横須賀線・根岸線「大船」駅笠間口徒歩17分。JR根岸線「本郷台」駅徒歩14分、湘南モノレール「大船」駅徒歩20分の立地。1982年竣工の従前建物である「恒陽大船マンション」は、鉄筋コンクリート造6階建て、敷地面積3,770.89平方メートル、延床面積6,580.29平方メートル。
 95年の都市計画決定により、マンション敷地の一部が東日本高速道路(株)(旧:日本道路公団)による自動車専用道路の用地買収の対象地に。築年数が浅かったこと、道路用地買収による補償問題が絡んだことから、10年余り協議が進捗しなかったが、同社(旧有楽土地(株))が事業協力者として参加した後に全区分所有者の賛同を得、マンション建て替えが実現した。
 建物老朽化を原因とせずに、道路用地買収を契機としてのマンション建て替えは、全国でも珍しく、神奈川県内では初の事例。

 建て替え後は、鉄筋コンクリート造6階建て、総戸数70戸(一般分譲分42戸、地権者住戸28戸)。敷地面積2,956.04平方メートル、延床面積6,673.67平方メートルとなり、名称は「オーベル大船マークスコート」に改称。
 一般分譲分の第1期販売価格は2,530万~4,600万円。専有面積59.53~88.84平方メートル。

 なお、一般分譲住戸については、5月上旬よりモデルルームをオープンしており、入居開始時期は7月下旬を予定している。

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