プレミア投資法人（PIC)は13日、2012年4月期決算を発表した。
当期（11年11月1日～12年4月30日）は、営業収益63億1,800万円（前期比27.3％増）、営業利益30億1,300万円（同45.9％増）、経常利益21億7,800万円（同66.1％増）、当期純利益21億7,800万円（同66.4％増）、1口当たり分配金1万566円（前期：9,345円）。
当期は、「アーバンネット三田ビル」（取得価格103億円）、「アーバンネット麻布ビル」（同50億円）など7物件を取得し、保有していたレジデンス1棟を売却し、売却益を実現した。この結果、当期末のポートフォリオは、オフィスビル21棟、レジデンス32棟、優先出資証券1銘柄の計54物件で、取得価格ベースで1,965億4,400万円となった。
用途別の投資比率はオフィスビルが50.9％、レジデンスが41.8％、その他（優先出資証券）が7.3％。また、優先出資証券を除いた保有物件の稼働率は、オフィスビルが91.1％（前期比6.7％増）、レジデンスが93.4％（同0.1％増）となった。
次期は、営業収益61億7,600万円、営業利益26億6,800万円、経常利益18億7,300万円、当期純利益18億7,200万円、1口当たり分配金1万30円を見込む。
