不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/6/19

「将来、マイホームを購入したい」が約半数にまで減少/ハイアス・アンド・カンパニー調査

 ハイアス・アンド・カンパニー(株)は19日、「住宅購入に関するアンケート調査2012」の結果を発表した。同社運営の複数のサイト上で、6月1~11日の期間、18歳以上の男女にアンケートを実施。1,836人から回答を得た。

 「“一般的に”住宅の買い時かと思うか」の問いには、「買い時だと思う」が45.8%(11年調査比:6.87ポイントアップ)と回復しつつある。その理由としては「住宅ローンの金利が下がってきているから」(53.9%)がトップ。次いで「今後、消費税増税となる可能性があるから」(48.5%)、「物件価格(不動産価格)が下がってきているように思うから」(47.5%)の順となった。

 一方、「“自分にとっては”買い時だと思うか」との問いには、71.0%が「買い時だと思わない」と回答。「不況のため今後の生活に不安があるから」(26.5%)、「十分な自己資金(頭金)がまだ貯まってないから」(20.1%)、「震災以降、住宅ローン組むことに対する不安感を覚えたから」(19.8%)等が理由に挙がった。

 また、「将来的にはマイホームを購入したいと思うか」については、「購入したい」が52.8%(同▲17.5ポイント)と2割近く減少した。同社は「“夢はマイホーム”が現実的ではなくなってきたのでは」と分析している。

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