不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/6/19

1口当たりの分配金は1,219円/IRE12年4月期決算

 いちご不動産投資法人(IRE)は18日、2012年4月期決算を発表した。

 当期(11年11月1日~12年4月30日)の営業収益は42億7,300万円(前期比442.4%増)、営業利益は15億3,400万円(同281.3%増)、経常利益は5億2,600万円(同118.5%増)、当期純利益は170億8,900万円、1口当たりの分配金は1,219円。
 
 当期はオフィスビル4物件(取得価格31億6,900万円)を譲渡し、保有物件は67物件に。一方で、都心6区のオフィスビルの取得機会確保へ匿名組合出資持分(2,000万円)を取得し、対象物件の優先交渉権を獲得した。

 保有物件については、ポートフォリオ全体の稼働率向上のため、個別物件におけるテナントの賃貸ニーズや条件を分析。それぞれに応じたリーシング活動を推進、強化した結果、全体稼働率は94.7%(合併前:92.1%)まで改善した。

 次期については、営業収益42億6,600万円、営業利益17億4,600万円、経常利益6億1,900万円、当期純利益6億1,800万円、1口当たり分配金1,260円を見込んでいる。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。