国土交通省は29日、「平成24年度長期優良住宅等推進環境整備事業(空き家等活用推進事業)」に、6事業を選定した。5月9日~6月1日までの期間に公募していたもの。
対象はNPO法人や任意団体等。住み替え等により、“空き家等の再生”、“流通の促進等”に資する地域の体制の整備事業を公募し、優れた事業を応募した者に対して実施に必要な費用の一部を補助するというもの。
応募総数は44件で、先導性が高く地域の関係主体と連携して行なわれる「先導事業部門」では「空家活用を核とした空地、福祉ネットワークの創出によるモクミツ再生」(一寺言問を防災のまちにする会)など4事業を選出。
地域の関係主体が行なう相談等のうち、都道府県及び市町村が参画する「体制整備部門」では「官民連携による『しりべし空き家BANK』を活用した過疎・豪雪地域における空き家対策の推進(しりべし空き家BANK協議会)」など2事業が選定された。
なお、同省は同日より追加募集を開始している。提出期限は7月27日(金)必着で、8月中に選定結果を通知する予定。応募書類の入手、問い合わせはホームページ参照。